皆さん、はじめまして!シンガポールのコンサルティングファームで働いています、窪田と申します。
日本からシンガポールへの転職をサポートいただいたGood Job Creationsの濱口さんからご依頼を受け、寄稿させて頂くことになりました。
(ちなみに僕は今の転職に大満足です!濱口さん有難うございます!)
今回、以下のような内容をお届けします。
1.シンガポールのコンサルティングファームでどういう仕事をしているか
2.メガベンチャーから転職!シンガポールで働いて感じること
3.シンガポールでの賢い生き方
1.シンガポールのコンサルティングファームでどういう仕事をしているか
現在、Global Partners Consultingという会社でビジネスアドバイザリーとして勤務しています。
弊社HP https://www.gpc-gr.com/jp/
①市場調査
②ビジネスアドバイザリー
③会計
④M&Aアドバイザリー
上記のこの四つが弊社の事業柱で、東南アジアに進出したい、経営を立て直したい、会社を売りたい、会計を丸投げしたい、このような要望を一気通貫でお受けしています。
本日は「ビジネスアドバイザリーとしてどういう仕事をしているのか」、普段はあまり話さない、プロジェクトの具体例を(こっそり)ご説明します!
1. ロボット教室の東南アジアフランチャイズ展開
日本で成功しているロボット教室の東南アジア展開をサポートしています。
・現地で体験会を開いて需要があるかテスト
・加盟店募集のための説明会開催、展示会への出展、デジタルマーケティング
・現地パートナーとのコミュニケーション 等など
既にいろんな形のサポートをしており、ついに2018年12月~2019年1月に開校予定です!!
2. 医療器具のシンガポール導入
非常にニッチな医療器具を、シンガポールに導入することがミッションです。
・シンガポールにおける規制、ライセンス要件、競合調査
・ディストリビューター候補への営業代行
・ローカル弁護士とやり取りし契約書を作成 等など
こちらも着々とプロジェクトを進めており、強力な現地ディストリビューターとの契約が成立しました!!
他にも様々なプロジェクトがありますが、長くなってしまうのでご興味のある方は、ご連絡ください!
2.メガベンチャーから転職!シンガポールで働いて感じること
前職は楽天の楽天市場事業部にて、営業2年、企画1年を経験しました。
楽天は日本ではメガベンチャーと言われており、若いうちから裁量を持って仕事をさせてもらえる環境であることで有名なのですが、楽天で培った営業スキル、デジタルマーケティングノウハウ、基本的な仕事のイロハは、今の会社でも、すごく活かされています。
海外で環境が違うとはいえ、日本であっても、他の国であっても、仕事で大切にすべきことの本質は変わらないと僕は思っています。
ただ、本質は同じでも、ちょっとしたところに自分の感覚をチューニングさせていく必要があるなと感じています。
例えば、日本という土地で、日本人同士で仕事を進める場合は、最初に立てたスケジュール通りに進めやすい一方で、海外でローカルの方と仕事を進める場合は、スケジュールが狂いやすい。思ってもいなかった所に落とし穴があります。これは、日本人側に問題があることも多いので、丁寧な対策をする必要があります。
「スケジューリングにしっかりとバッファを持つこと」、「日本人だけで固まらずにローカルの方と密で対等なコミュニケーションを取ること」等が、当たり前のことですが大切だと感じています。
3.シンガポールでの賢い生き方
シンガポールには、親日外国人がめっちゃ多いです。
例えば、スーパーに行った時。僕が日本人ということが分かった瞬間に、不愛想だった店員さんが一気に笑顔になって、日本旅行に行った時のことを話してくれたりします。
また、反日が多そうなイメージの中国の方も、少なくとも普段僕が一緒にいる20代の中国の若者に関しては、全然そんな感じはしません。
アニソンやV系だけじゃなく、Suchmos、mitsumeなどのドメジャーじゃないイケてる最近の音楽も知っていて、日本文化に深い興味を持ってくれています。
そんな仲間と一緒にいると、もちろんあっちの文化や国内事情にも詳しくなっていきます。どんな生き方を賢いと思うか、幸せと思うかは人それぞれですが、僕は彼らと過ごす時間が心底楽しいです。
せっかく海外に住んでいるので、ローカルの人たちとコミュニケーションを取り、ローカルのオススメの店で食事をし、日本ではできない経験が得られること、それが本当に楽しいと思っています。
消極的にならずに、もっと日本人であることを武器にして、自分から話し掛けていくと良いと思います。
僕からは以上です!
お読み頂いた方と、どこかでお会いできるのを楽しみにしています。
Global Partners Consultingの窪田からでした!