こんにちは!
Good Job Magazineの大野です。
前回は、シンガポールの女性のキャリアを支える社会背景をご紹介しました(前回記事「女性がしっかりとキャリアを築ける国、シンガポール」)。今回は日本人女性もシンガポールで活躍できる点についてお話ししたいと思います。
シンガポールの女性管理職比率
International Labour Organization(ILO)の2015年の報告書(※1)によると、女性管理職の割合はシンガポールは世界ランキング53位、日本は96位という結果が出ています。
このデータから、シンガポールは日本よりも女性が活躍できる社会であることがうかがえます。
なお、日本の96位は、他の東南アジアの国のマレーシア(79位)やインドネシア(81位)、ベトナム(76位)などと比べても低いものとなっています。

いざシンガポールへ!
求人から見える女性の活躍の場
営業職などフロントで活躍し数字を稼いでくる職種は、男女関係なく求人があります。
たしかに出張の多い製造業では出張先がインフラの整っていない途上国の工場などが多いため、安全面から女性の採用が難しい場合もありますが、やはり男女共に求人があります。
このように、シンガポールの求人に大きな男女差は感じません。実際、管理職として存分に力を発揮し、活躍する女性も大勢いらっしゃいます。
私の体験談
ここで少し私の経歴についてお話したいと思います。
日本で約4年間、人材広告会社で法人営業を経験後、海外での就労経験を積むため、シンガポールへの転職を決意しました。現在は人材紹介会社で求職者へのコンサルティングを行っています。
現職では入社して約1.5年でコンサルタントからアシスタントマネージャーに昇格し、今では3名のチームリーダーとして日々奮闘しています。
私個人の経験からも、シンガポールの職場環境は実力主義であり、男女問わず能力ある方にはいくらでもチャンスが与えられている、結果を出し続け、頑張っている社員への昇給・昇格スピードは男女関係なく非常に早いと感じています。日本と比べるとこの点においては環境がより整っていると感じています。

可能性を求めて!
まとめ
シンガポールでの女性の活躍は、女性の管理職の比率からうかがえます。求人も男女関係なく募集があり、実際に多くの女性が活躍しています。私自身もシンガポールで働き、頑張りに応じたチャンスを得ることができました。
今思い返してみれば、私はシンガポールに来て本当に良かったと感じています。
特に、若いうちにしっかり働きたい、キャリアを積みたい、という方には、日本でなかなか経験できないチャンスを掴み取ることも十分可能だと思います。
女性も活躍できる環境を活かすため、「ただ何となく」、「生活しやすそうだから」などイメージだけではなく、必要な情報収集をし、目的を明確にしてからその夢を追いかけていただきたいと思います。
ぜひ後悔のないよう、シンガポールでご自身の夢に挑戦してください。
詳細をお聞きしたい方はぜひご相談ください!
シンガポールの求人・転職・仕事探し【Good Job Creations】のWebサイトへ
女性コンサルタントも多くいます!
次回は、シンガポールでの働き方や日本本社との違いについてのインタビュー記事をお届けしたいと思います!
※1
Women in Business and Management: Gaining momentum
http://www.ilo.org/global/publications/ilo-bookstore/order-online/books/WCMS_316450/lang–en/index.htm
International Labour Organization