シンガポール内転職!日系⇒外資の違いって?
こんにちは!Good Job Creationsの古林です。
コチラの記事を読んでくださっている方の中には既にシンガポールで就職されている方もいらっしゃるかもしれません。
シンガポールにはたくさんの日系企業が進出しており、多くの日本人は言語の障壁があまり高くない
日系企業から就労をスタートさせているパターンが多いのではないでしょうか。
私もその一人ですが、今回はシンガポール暦2年目を迎えたAさんに、インタビューをしてみました。
彼女にインタビューをした背景としては、 学生時代に留学を経験。
その後日系大手メーカーでの就労を経験し、シンガポールでの日系企業に就職していました。
今後のキャリアを考えたときに、留学の経験がもっと活かせる場があるのでは、、とシンガポール内で再度転職活動をしています!
海外での転職活動とはいったいどういうものなのでしょうか?
また、日系⇒外資 の違いとは 何なのでしょうか?
さっそく聞いてみました♪
(以下、Aさん A: / 古林 古:にて表記します)
■まずは自己紹介をお願いします!(趣味等・・・)
A: はじめまして。古林さんの友人でもあるAです。シンガポールへは2016年1月からきているので、
すでに丸1年以上たちましたね。 私の趣味・・・特にないですが、しいて言うなら旅行は好きですね!
古: そうなんですね!確かにこの前もアメリカ・ベトナムと幅広く飛び回ってましたね。
■ちなみになんでシンガポールに来ようと思ったのですか?
A:大学時代に、アメリカの大学に4年ほど通っていました。その影響もあって海外というのはずっと頭にあったのですが、
その中でもシンガポールにしたのは、
①日本人向けの求人が多いこと
②欧米諸国に比べてビザが取りやすいこと
③生活水準が日本に似ているので生活に困らなさそうと思った事
この3点が理由です。
古:確かに、生活面では日本人にとってあまり苦労がないのはシンガポールのメリットのひとつですよね!
■ちなみにアメリカの大学に通うきっかけとなったのは何だったのでしょうか?
A:そうですね、元々、海外で働いていた父の影響もあり将来海外で働くというイメージは漠然とありました。
そのため英語はできないといけないなと思っていて、遅かれ早かれ、留学はしたと思うのですが、
英語だけでなくビジネスも学びたかったので語学留学ではなく大学留学にして、アメリカの大学行きを決意しました!
古:多くの学生が日本の大学へと進む中、海外の大学にでるというのは10代での大きな決断ですよね!
さすがです♪
■日本ではどういったお仕事をしていたのですか?
国際展開をしている食品メーカーで営業をしていました。母体が大きな会社ではあったので、やりがいはあるのですが、
元々海外志望で入ったので、入社から2年ほどたったとき駐在するには時間がかかる、
行けるかもわからないという状況でしたので退職を決めました。
古:Aさんのいらした企業は入社倍率も高い人気企業ですし、そこでの退職を決めて海外行きを決めたのですね。
■シンガポールに転職する際はどうやって内定を得たのですか?
A:本社が日本にある会社でしたので、最終面接は本社でして頂きましたが、
シンガポール拠点を希望していたので、最初は現地代表とスカイプ面接をしました。
古:Aさんは、その後シンガポール国内での転職にも成功されていますが、外資系IT企業とのことで
語学、環境、知識、全てにおいて高度なものがもとめられそうですね。
■どのような経緯で入社されたのですか?
A:もっと語学スキルをあげたかったこと、シンガポールだからこそできる仕事という点から外資でのキャリアを目指すようにになったとき、
とあるリクルーターからLinkedin経由でコンタクトがありました。
そこから、ビデオ電話等の面接を何度か繰り返し、内定となりました。
現在の仕事はクラウドサービス等を提供しているアメリカの企業で、セールスサポートのような仕事をしています。
シンガポールはAPACの拠点となっているので、業務の幅は広いですね!
古:うわー!IT,クラウド、アメリカ本社、、、グローバルですね!かっこいいです★
■日系、外資、両方経験されて率直に感じる点ってどういったところですか?
A:そうですね、イメージどおりだった点としては、
-成果主義
-決断が早い
-オープンで上の人とも気軽に話せる
-勤務体系が比較的自由
という点でしょうか?
逆に、入社してから感じた外資系の特徴としては、
-意外とドライではない
ということですかね(笑)
成果主義=ドライ のような感覚が少しありましが、そんなことはないです。
むしろ、日系企業にいると日本人優遇や、日本人への変な圧みたいなものを感じたりしますが、
ビジネス上どの国籍も対等に扱われるいる気がします。
あと、感じたこととしては個人的に留学経験もあることから異なる文化背景のある相手を理解したり順応することは、どちらかというと得意としていました。ただ、はやり日本や東アジアのビジネス文化を海外(特に欧米)に理解してもらうことが想像以上に大変だと感じています。
日本に対する理解(日本的なビジネスへの理解)がほぼない状態で、セールスをしたり、社内交渉を進めていくことは
ハードルが高いなと思うことも日々あります。
古:異文化な環境に身をおくことで、自分のキャパシティーを改めて発見できるきっかけにはなるので
そういった意味で、Aさんは今成長過程にあるのでしょうね!
A:そうですね、今後は年収アップ(笑)が目標ですが、いろんなキャリアを見据えながら、「海外」で生活するからこそ吸収できるスキルをとにかく身につけたいですね!
Aさんありがとうございました!
個人的にも親しくしているAさんですが、外資系企業転職されてからとてもキラキラして見えます。
心地よい環境に身をおくことも仕事をする上で大事ですが、あえてチャレンジングな環境にトライすることも大事だと改めて考えさせられました。
日本にいるとなかなか踏みとどまってしまいそうなのことも、海外にいるうちに思い切って望んでみたいですね!
Aさんのように、外資系で働きたい方、まずは日系からスタートしてみたい方、
まずは、どんな仕事があるか覗いてみて下さい▼ シンガポールでの就労経験がある方も大歓迎です!