皆様、お久しぶりです!
日本では10月というのに最低気温が一桁なところもあるとかないとか・・
季節感のないシンガポールでは、常に気温は二桁・・・そして気づけばもう年末!
本当にシンガポールでの1年は早いですね。。
そんなシンガポールが直近で世界の注目を浴びたのが、Crazy Rich Asians というHollywood 映画!
ずっとずっと見たかったのですが、シンガポールに住んでいるがゆえに
まだ見れる、まだ見れると先延ばしに・・・そんな中、友人からの誕生日プレゼントとしてついに
見に行きました!!Crazy Rich Asians!
ただの自己満足な記事になりそうですが、Crazy Rich Asiansの魅力について今日は書きたいと思います。
※※※ネタばれ注意です※※※
魅力その① : キャストへの親近感!
完全に個人的な感想ですが、Crazy Rich Asiansに主演している俳優さんたちについて
これまで全く見たことも無ければ名前も聞いたことが無かったというのが正直なところ。。
ただ、これも同じAsianというところから来ているのかもしれませんが、所謂今まで見てきたハリウッド映画のような
実世界とかけ離れた雰囲気はなく、キャストに圧倒的な親近感があります!
本当に、欧米系の方がでてきたのは最初の数分のみ。
以降全てのキャストがAsian!
舞台は、現実世界とまったくかけ離れた煌びやかな構成ですが、キャストのおかげで
本編にすっと入っていけたことで初っ端から心わしづかみです。
個人的にはHangoverにでていたMr.Chow が出演しており
想定外で嬉しく、かなりハードルをあげて観ていましたが、やはり想像以上に笑わせてくれました♪
魅力その②: アジア人というハードル
実は、映画の序盤に所謂「Asian」のイメージで差別発言されるシーンがあります。
結果として、セレブリティーな一族になりあがる過程で、馬鹿にしていた他人種キャラクターを
跳ね除けるのですが、、なんとなくアジア人が抱えている劣等感だったり、疎外感だったり
うまく本編に盛りこんでおり、気持ちいいくらい吹き飛ばしてくれるストーリー展開でした!
また私は日本のAsian、でも留学時代の友人はKorean AmericanやChinese Americanでした。
Asianとはいいつつも、国籍が異なるAsianはどこにでもいますよね。
一言にAsianで片付けられない色々なイメージ・ステレオタイプについても我々Asianがキャストだからこそ
語れる点もあり、そういった問題もさりげなくストーリーに盛り込まれていて興味深かったです。
魅力その③: やっぱり大好きシンガポール
映画の中のシンガポールは本当に豪華絢爛!いつも見ている
Gardens By the Bay, Marina Bay Sands….Changi 空港…そして普段タクシーで横切る道路までもキャストが通ると本当に素敵に見えます。

Gardens By The Bay
逆に言えば、今はやりの「映え」効果のある建物や、風景がシンガポールには溢れているのだと気づきます。

Marina Bay Sands
キレイで、Crazy Rich Asianに出会える夢を持ちたくなってしまうシンガポール、、改めて素敵な国だと
感じることができます!!
そしてシンガポールにきて早3年。Crazy Rich Asiansに一度でも出会えるチャンスがあったのだろうかと振り返りました。。
魅力その④: とにかく愛情満載
映画中盤より、友人とひたすら号泣。
「あれ、この映画ってコメディーじゃないの?!」と思いながらひたすら号泣。
ストーリーとしてはありがちな、セレブリティー一家と、一般家庭の子の家族間奮闘物語、、
なはずなのですが、主人公のタフで愛に溢れたキャラクターと、それを嫌うセレブリティーたち。
思っていたたよりもセレブリティーたちの突き放し方が冷酷で、その潔さも見ていて衝撃!
彼への愛と、周りからの裏切り、セレブ環境への受け入れられなさに葛藤を繰り返す主人公。。。
その繰り返しの中に何度も母親の愛・・友人の愛・・彼からの愛・・を感じるポイントがあるのです!
家族と恋人と友人と・・時間や、国、国籍を超えて愛情に溢れたキャラクターが交錯する様子に何度も涙します!
魅力その⑤: とにかく見てほしい
映画を見終わった後、必ず不思議な感覚で満たされます!
結論から言うとハッピーエンドになるのですが、ただのラブストーリーというよりも
人種・国籍・家系・友人・家族・距離・・・と、この映画の上映中に何度も複雑な感情が芽生えます。
同じアジア人だから共感できる家族との向き合い方、同じアジア人だからこそ感じる不満、
同じアジア人だからこそ分かる外国人として生きる難しさなど、特に海外で働こうと思って
見てくださっている皆さんなら、何か心を掴まれる点はあるはずです。
そういった意味で、アジアという国でマイノリティーにならず
幸せに暮らし、仕事が得られている自分は幸せで、セレブとは言わずとも楽しい暮らしが送れていることに対し
家族に・友人に・シンガポールという国に感謝しないといけないなと改めて感じることができました。
ミーハーな私は上映終了後のエンドロールが流れ始めた瞬間からキャストの
Instagramをフォローし始めましたが・・同じAsiansとして活躍する俳優の方に日々
きゅんきゅん癒されながら、また見に行きたいなと思っています。
事実としてはやり、アジア人メインの作品でここまでのヒットとなることは早々ないかと思います。
若干女性向けといえば女性向けの映画なのかもしれませんが、アジア人の活躍、またシンガポールにフィーチャーしていること、
そしてあったかい気持ちになれるCrazy Rich Asians!ぜひ皆さんにも見ていただきたいです!!
来星を迷っている皆さん、この映画がきっと背中を押してくれるはずです。