こんにちわ!グッドジョブクリエーションズの高田です。
皆さんは、お正月はどのようにお過ごしになられましたか?
国が違えば正月も違う。
今回はシンガポールのお正月について中華系シンガポール人の旧正月に過ごし方を
我が家の例も入れてご紹介させて頂きます。
シンガポールは旧正月を祝います
シンガポールは新暦を祝う日本の正月とは違い旧正月をお祝いします。旧正月は1月21日ごろから2月20日ごろまでを毎年移動しますので、今年は2月16 -17 日が旧正月となります。
この季節になると街の至る所で、この曲が流れ始め、チャイナタウンは今年の干支の犬が飾られてました。
旧正月の準備
我が家では、3週間前から準備が始まります。
スケジュールは、
3週間前週末:ウェットマーケットへ肉、魚の買い出し冷凍、旧正月の飾り付けの購入
2週間前週末:ジュースなどの購入(ソフトドリンク5ケース、アルコール等)、
旧正月用のお菓子の購入(パイナップルタルト計8種類)
1週間週末:家の大掃除 及び ソファーカバーやテーブルクロスなど旧正月仕様に模様替え(もちろん赤、赤、赤です)
大晦日:朝からお正月用の料理準備
シンガポールの正月飾りと料理
正月飾り
この季節、中華系シンガポール人家庭では、赤を基調とした旧正月飾りで家を飾り付けます。
うちも、義理姉のセンスであれはこここれはここと主人が飾り付けさせらてます。
また、金柑の鉢植えもこの季節玄関先でよく見られます。
料理
我が家の定番です
ーマナガツオ蒸し/焼き
ーチキンライス
ーナマコと豚足の黒酢煮
ーチキンカレー
ーフライドビーフン
ー豚バラのBBQ
ースープ
ー野菜とアワビの炒め物
ーアバカス
※アバカスとはータロイモを茹でて潰したものを手でそろばんの形に丸めて茹で、
細切りのスルメイカときくらげ、胡椒で炒めたもの
ちなみにうちではこれを500個作ります。(涙)
正月の挨拶
シンガポールでは、大晦日にリユニオンディナーと呼ばれる家族全員が集って夕ご飯を一緒に食べる習慣があります。
うちは、主人の祖父母が既にいないので、家族で鍋を囲みますが、
祖父母がいらっしゃる場合はそこ家族親戚が集まって
夕食を食べるようです。または、最近ではレストランでお祝いする家族も多いようです。
そしてシンガポール独特のこの縁起を担ぐ正月料理、ローヘイをやるのですが、
ローヘイに呪文のような言葉を唱えながらゴマやスパイス、クラッカーを入れて、
みんなで高ーく混ぜて盛り上がります。
(いろいろな縁担ぎの食材がはいるので甘くて美味しくないですが、ポン酢で食べたら美味しいだろな-と思います)
そして新年は通常家族や親せきは一番年長者がいる家からご挨拶に回ります。
うちは義理の父が長兄となりますので正月初日で30-40人の親戚がやってくるため
朝から夜まで台所で義理の母の手伝いや掃除、麻雀のお相手をしなければならず一年で一番
過酷な1日となります。
2日目は、こちらが親戚の家を訪問する日になり
新しい明るい服を身に着けて(マストです)、みかんを2つを持っていき、
交換して新年のあいさつをして回ります。
料理はどこの家でも中華中華のオンパレードで頂かないわけにもいかず
日本のおせちが恋しくなります。
お年玉
子どもたちや成人していても未婚の人は、紅包(アンパオ)という赤い袋に入った
お年玉を結婚している人からもらいます。
シンガポールでは、偶数は縁起のいい数だと信じられているため、中に入れるお金は偶数の金額がをいれますが、
中でも「8」は広東語で財を成すという意味を連想させ縁起の良い数字のため、
8ドル、18ドル、28ドルなど少し日本では考えられない半端な金額が入っていることもあります。
私達も、アンパオを上げる立場なのですが、誰にいくらあげたらいいか毎年頭がいたいです。
年に1回お正月だけしか合わない親戚の子供にそんなにあげたくないですよね。
また、彼氏彼女を突然連れてきたときも用意がなくてあわてて義理母に新札を借りるというような場面も多々有り、
海外旅行行けたな-とか服買えたなーとか黒い気持ちが正月早々湧き上がって来ます。
まとめ
日本のお正月とはまったく違う、賑やかなシンガポールの旧正月。
シンガポールにいる多くの日本人の方は日本とシンガポールの
正月の日にちが違うので両方の国のお正月を体験できますね。
シンガポールでの就職や採用についてのお問い合わせは随時受け付けております!
シンガポールの求人・転職・仕事探し【Good Job Creations】のWebサイトへ