こんにちは!Good Job Magazineのインターン生 中嶋です。
チャンギ国際空港と言えば、世界的に有名なハブ空港。
さらに、世界のベスト空港として(2013年から2017年)5年連続で世界ーとなっています。
航空会社は100社以上が就航しており、昨年の年間利用者数は過去最高の約5,870万人を記録しました。
参考までに、2017年のベスト空港:チャンギ国際空港についで第2位だった羽田空港は、昨年の利用者は約8,000万人でした。
しかし、この数字は国内線・国際線の両方の利用者数です。チャンギ国際空港と比較するため国際線のみで考えると、約1,520万人とチャンギ国際空港には到底及びません。
現在の規模でも世界最大級ですが、この度10月31日、チャンギ国際空港に新しく第4ターミナルが開業しました。
今回の記事では、第4ターミナルについて見たこと、感じたことを紹介します!
(11月4日、5日に実際に行ってきました!)
アクセス
第4ターミナルには、バス・MRT(電車)・タクシーの公共交通機関を使い訪れることができます。バスとタクシーは、直接第4ターミナルに行くことができます。
詳しい情報は、以下の公式ウェブサイトにてご確認ください。
チャンギ国際空港第4ターミナルの公式ウェブサイト
今回私はMRT(電車)を使い第4ターミナルに訪れましたので、簡単にそのアクセスをご紹介します。
まずチャンギ国際空港駅(Changi Airport)で下車し、第2.4ターミナルへ続く道を進みます。

電車を降りるとすぐに見つかります。
改札を出て長いエスカレーターを登ると第2ターミナルに到着。
ここから第4ターミナルに行くには、第2ターミナルの一階「Bus to T4」の標識に従ってまっすぐ進むだけでたどり着けます!
また、日本語での説明書きもあるので正しいかどうかの不安も感じないと思いますよ!

日本語の説明書きもあります
バスは1~2分毎に来るので長時間待つことは無いと思います。私が訪れた際も長蛇の列が出来ていましたが、5分くらいで乗れました。
(1番混み合う時間は、なんと30秒毎に来ていました!!)
到着すると、バス停には国花である蘭の花がお出迎えしてくれて南国感を味わうことができると思います。
ハイテク化
第4ターミナルに到着後、一番に感じたことは、従業員が少ないことです。
最大の要因は、多くの手続きがハイテク化されているからだと思います。
■ハイテク化された作業
・チェックイン: e-チケットの予約番号と名前を入力、預け荷物の個数を入力するだけでチケットの発券と預け荷物のタグシールが受け取れます。
・荷物預け:タグシールを所定の位置に取り付け、機械に置くだけで完了です。
・出国審査:パスポートを機械にかざし、指紋の認証で終了です。
・搭乗:チケットのQRカードを機械にスキャンするだけで入場ができます。
以上のように第4ターミナルは、ハイテク化により搭乗のスムーズ化が実現されています。空港に2度訪れましたが、搭乗者の並ぶ姿見ることはなかったです。
(できたばかりのターミナルで、利用者が少ないためかもしれませんが・・・)
また、いろいろある中で便利だと感じたのは、シティまでの移動手段を予約をする機械!!
タッチパネル式の機械で、画面に表示されている条件(人数、荷物の数、値段)をタップするだけで、任意の交通手段を予約することができるものです。
タクシー、リムジン、バンが選択可能で、現在利用可能な台数や、到着時間も表示されているため、ストレス無く利用できると思われます。
海外に不慣れな方には強い味方ですね!
第4ターミナルの就航している航空会社
順次に、9社が就航する予定です。
現在は、キャセイパシフィック航空・大韓航空・セブパシフィック航空・春秋航空が就航しています。

11月4日のスケジュール
上記に加えて、2017年11月7日に、ベトナム航空・エアアジアグループが就航する予定です。
キャセイパシフィック航空や大韓航空は日本からシンガポールへ直行便が飛んでいるので、第4ターミナルを利用できる日は近いかもしれません。
(現在日本へ飛んでいる飛行機はありませんでした。)
それ以外にも、チャンギ国際空港はハブ空港であるため、諸外国に行かれる際にはご利用のチャンスがあるかもしれないですね。
施設
主に、飲食店が多いです。飲食店は、レストランからホーカーの様な場所まであるので、予算や気分に応じて幅広い選択肢から選ぶことができます。
しかし、第1〜3ターミナルと比較すると敷地面積が小さいため、飲食店のみならず、店舗の数はやや少ない印象を受けました。
なので、第4ターミナルから出発される場合でも、時間に余裕がある方は、第1〜3ターミナルで過ごされるのが良いと思います。
その中でも第4ターミナルにアクセスしやすい第2ターミナルがオススメです。
まとめ
世界のベスト空港NO.1に5年連続選ばれているチャンギ国際空港では、色々な施策が・・・
今回は、第4ターミナルの新設でした。
ハイテクな機械を取り入れ、より便利な空港を目指しています。さらに、より多くの利用者をさばくことができる空港へ進化しています。
搭乗する方も、到着された方も便利な施設だと思います。