こんにちは!
Good Job Magazineの大島です。
前回のシンガポール人の職場にすぐ馴染むために抑えておきたい10のポイント【前編】 では、シンガポールのオフィスで見かける”英語と中国語で会話するシンガポール人”や、”風水を信奉し過ぎて名前まで変えちゃうシンガポール人”などをご紹介しました。
今回の記事では、そんな愛すべきシンガポール人の【ファッション&仕事の価値観編】についてお伝えいたします!
ファッション編
6. オフィスにピッチピチのボディコンを着てきても驚かない。
常夏の国シンガポール。一年を通してずーっと暑い日が続きます。
そんなシンガポールですから基本的にはみんな薄着です。
特に注目は女性の服装。
「こ、これが80年代を一世風靡したボディコンってやつじゃないか?!」と言わんばかりのピッチピチのワンピースを着ています。
基本的に体のラインを強調するデザインで、丈が短い。そして100%素足です。暑いからか、みんなパンツやストッキングは履きません。
最初は「これってビジネスマナーとしてOKなの?」と疑問でしたが、誰も何も言わない…。
きっとこれがシンガポール・スタンダードなんでしょう。
7. 日本だったら絶対温泉入れない並にタトゥーが入っていても驚かない。
シンガポールではファッションでタトゥーを入れている人が大勢います。しかも結構立派なタトゥーです。
私がお世話になっていたホストファミリーのパパさん(60代)も、全身にタトゥーが入っていました。
特に隠す素振りもなく、タンクトップの下から見事なドラゴンがチラ見え。
日本だったら絶対に温泉には入れないだろうなーと思っていたら、案の定「日本に旅行した時に温泉に入れなくて困った」と言ってました。
仕事中はさすがにワイシャツの下に隠れていますが、プライベートで会うと、実はがっつりタトゥーが入っていて驚くことがあるかもしれません。
現地に馴染むには、現地の人と同じ格好をする
海外で働くとなると、どんな服装をすべきなのか悩む人もいると思います。人の印象は会って最初の10秒で決まると言われるほど、私たちは見た目で相手を判断しがちです。
よく”オシャレ”と”身だしなみ”は違うって言いますよね。
オシャレは自分が着たい服を着る=自分中心の発想。
身だしなみは相手が不快に思わない服を着る=相手中心の発想。
私たちが『外国人』として海外で働くときには、後者の相手中心の発想がとても大切なんじゃないかと思います。
シンガポールにはインド系やマレー系の人もいますので、相手に合わせた格好をするのは、彼らの宗教や文化を尊重することになります。
別にボディコンを着る必要はないし、タトゥーを入れる必要もないけれど、シンガポール人と仲良くなりたければ、シンガポールっぽさを取り入れるのは有効な手段。
日本人だって外国人が着物とか着てくれたらちょっと嬉しいですよね。それと同じです。
ちなみに普段はユニクロのクロップドパンツ愛用派の私ですが、ある時お祝い事のシーンでピッチピチのワンピースを着たことがありました。
すると同僚から「スカート履いてる! 絶対こっちのほうがいい!」と絶賛の嵐。
恥ずかしくて結局その1回しか着ませんでしたが、やっぱり同じ格好すると嬉しいみたいです。