みなさんこんにちは!
グッドジョブマガジンの濱口です。
シンガポールは住みやすい、と言われることが多いですが、その理由の一つに「交通機関が分かりやすい」というのが挙げられます。
電車やバスを始めとした公共交通機関は価格が安く、頻度も多いため一般的ですが、その他にも便利な乗り物がたくさんあります。
今でも十分便利な交通機関ですが、日々進化しています。電車やバス以外にも利用できる交通手段がどんどん出てきているので、そんなシンガポールの近況を本記事ではご紹介します!
電車、バス編
観光で来た方も、出張で来た方も、まず目にするのは電車かと思います。
空港からの移動、市内での移動、家から職場での移動など、全ての移動は電車(MRT)で行うことができます。
シンガポール島内の主要な場所には電車で行くことができ、市民の便利な乗り物として機能しています。
EZ-linkカード(後述)を使えば乗り換えもスムーズに行うことができますし、駅名も番号が振ってあるため分かりやすく、初心者でもすぐに乗ることができます。

MRTの路線図。今後5年以内に更に2本の路線が増える予定。
2017年にはDowntown Lineの半分が開通し、向こう5年でも更に2本の路線が増える予定で、さらに便利になっていきます。
(そのためか、街中では大規模な工事が目立ちます。)
また、電車では行きにくい場所には、バスが便利です。
バスも電車と同じく、EZ-Linkカードを使うことができます。
行き先や乗る場所が分かりにくい、と思うかもしれませんが、そんなときはGoogle Mapの出番です。
目的地までの最適なバスルートや、指定のバスがあと何分で来るかまで分かります。

961番のバスに乗れば目的地に到着できる
※EZ-Linkカード
このカードは日本でいうSuicaみたいなもので、電車、バスに乗る時にチャージして使うことができるICカードです。
Suicaと同じように、コンビニやスーパーなどでもこれを使って支払うことができます。
カードの絵柄はいろんな企業とコラボレーションしており、サンリオやMarvelなどのキャラクターが描かれているものもあります。
(私は何故か、ぐでたまの絵柄を持っています。笑)
タクシー(UBER, Grabも含む)編
タクシーは街中でたくさん走っており、流しのタクシーを捕まえることも容易なのですが、最近はGrabやUberなどの配車アプリを使うことが多いです。
シンガポール島内ほぼ全域で使うことができ、呼びたい場所と行きたい場所を入力すれば、あとはタクシーを待つだけでOKです。
中にはタクシーだけでなく、一般車を運転しているドライバーを選択することもできますが、タクシーより料金が安いためこちらを使う方も多いです。

目的地を入力すると、金額が表示される。今回だと18ドル。
シェアバイク編
2017年初頭から一気に広がったシェアバイク。中国系の企業、シンガポールローカルの企業などが進出してきましたが、最近Grab Cycleというタクシー配車事業を行うGrabが参入し話題となりました。
街中に止まっている自転車のQRコードをスキャンして読み込み、ロックを解除すれば乗ることができます。目的地にたどり着けば、ロックを施錠すれば終了。基本は乗っていた時間によって料金が決まりますが、30分乗って0.5ドル(40円ほど)です。
基本的にはスマホアプリを使って利用設定を行うことができます。近くに自転車を見つけたら乗れますが、見つからない場合は、アプリを開くと「今自転車がある場所」が表示されるので、それを手がかりに探すことができます。

オレンジ色の丸印が自転車の場所
最近はマウンテンバイクをシェアを行う企業も出てきており、用途に応じた自転車を利用することができます。
http://sharebike.sg/
電動スクーター、電動一輪車編
他の移動手段として、電動スクーター、電動一輪車があります。
日本ではあまり一般的ではないので意外に思われるかもしれませんが、シンガポールではビジネスマンが颯爽と電動スクーターに乗っていたりします。
最近は電動スクーターのシェアリングサービスも出来たようなので、興味がある方はぜひ使ってみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
シンガポールはどんどん便利になっていくことが感じられる国ですので、ぜひ体感してください!