シンガポール住宅事情~夢のマイホーム-HDBの鍵ゲット編~ | Good Job Magazine (シンガポールでの就職・転職のあれこれをお届けするWebメディア「Good Job Magazine」です。シンガポール就職のコツ、就職体験談など、シンガ ポールでの就職・転職を目指す人に役立つコンテンツを配信します。)

シンガポール住宅事情~夢のマイホーム-HDBの鍵ゲット編~


皆さん グッドジョブクリエーションズの高田です。

今年も残すところ後わずかとなりましたが、いかがお過ごしですか?

シンガポールは旧正月を祝うので特に日本のような「師走感」はなくいつもと変わらず過ごしています。

ただ、クリスマスを含む日程でめいめいが自由に1〜2週間休むことが多く少し電車とか人が少ないかなーということを

感じるくらいでしょうか。

本日は、以前このマガジンでもお話ししましたが、私たち夫婦はBTO(Build and Order)というHDBを2014年に申し込ん

完成を待っておりましたが、先日やっと鍵をいただきました!

 

窓からの眺め

窓からの眺め

 

鍵を頂くイコール夢のマイホームを手に入れたということです。

今年はその予約が入っていたのでシンガポールでお正月を過ごしてます。

これから、シリーズでシンガポールでHDBのBTOを購入した時のリノベーションについて

お伝えしていきたいと思います。

第一弾は、鍵を受け取った後にすることを書きたいと思いますが

 

まず、BTOとは

 

やっと完成しました

やっと完成しました

 

BTOとは(Build and Order)の略でその名の通り受注見建築方式のシンガポール政府が提供する公団のことです。

シンガポールのカップルは結婚前にBTOを予約して3年から4年の待ち時間に

新しい生活に必要なお金をためたり準備することが多いです。

 

その中でも私たちはなぜSales of Balanceを選んだのか

 

Sales of Balance は売れ残ったりキャンセルになった物件の総称です。

なぜ、Sales of Balance?

1住みたいエリアのコンドミニアム、中古HDBは予算オーバーで購入不可

2待ち時間の短縮

―すでに建設は始まっているので私たちの場合ですと、4年の待ち時間が2年半に短縮された。

3購入する棟の環境が事前にわかる

―日本では家の購入は即決してはいけないといわれますが、BTOの購入にはHDBのオフィスにあるミニチュア版完成建物で

ある程度イメージをもらえますが、どの階のどのユニットを買えるか予想しづらく、また購入には即決が求められます。

ただ、建設が始まっている物件でないと建物の向きや周りの建物との距離感が分からないため、Sales of Balance に絞って

住みたいエリアの物件が出るのを待ちました。それでも私たちの時も自分たちが購入したかったユニットが

売れてしまっていた為、3分でそのほかの候補ユニットから購入ユニットを選ばなければならず

あの3分の重さは今でも忘れられません。

 

鍵を受け取る際にすること

 

HDBから指定された日時までに、火災保険を購入して、その書類をみせた後すべての契約書

(うちはCPFでの住宅ローンの支払いなのでHDB HUBでサインをしました)にサインして、共益費を支払えば完了です。

鍵をうけとるまで約20分ほどの時間でした。

 

鍵を受けとったら

 

1 すべての鍵が使用可か確認する

6か所の鍵+スペアキー=計18個をチェックしました。これは問題がなく良かったです。

 

Key Pic

 

2、中華系シンガポールの家で新しい家に入居するときの“しきたり”

 

Pic 53

 

鍵を開けたら義理の母が用意してくれたお米、お茶の葉、塩の混ぜ物をすべての部屋に撒くはずでしたが

忘れてしまい帰りに撒きました。

これらは邪気を払う意味があるらしく中華系シンガポールの家では一般的に行われます。

尚、撒いたお米をどうしているのか複数の方に聞きましたが、

上にコンクリートを敷き詰めたら同じだから掃除なんて必要ないとか、

リノベーションの間になくなってたとかそのままのような感じでしたが、

私たちはフロアーを自分たちで施工するの掃除をしました。

またパイナップルは富を運んでくるという意味合いから、各部屋にパイナップルを転がす

こともするのですが、主人の勘違いからこれもすっ飛ばしてしましました。

パイナップルコロコロの儀式はまたの日に。。

 

IMG_54

 

 

3、7日以内もしくはリノベーションが始まる前までにすべての修正箇所をリストにしてHDBに報告する

 

上記の内容が頂いた書類に書いてあったので

サービスヤードから始めたのですが、これがあるはあるはで2日間で半分しかできなかった為私たちのHDBの下にある

サービスセンターに期間を延長してもらえるか聞きにいったところ検査官の予約が早くても1月25日以降なのでそれまでに

作成してくださいということでした。

仕方なく2月の土曜日に予約をして帰ってきました。

なるほど、一番初めにすることはこの検査の予約をすることだったのですね。

2月か。。。遠いな。。。この検査が終わり、修正が終わらないとリノベーションは始められないのです。

うちはものすごく厳しくチェックしているのと時間がかかりそうな修正箇所が多い上、

旧正月を挟むためリノベーションは早くても3月頃からでしょうか。。

尚、どのように修正箇所を記録していったかというと、部屋ごとの1つ1つの修正部分に通し番号と内容を書いたマスキングテープを張っていき

HDBからもらった書類に記載しました。その書類は20個までしか書く欄がなかったので

余分にもらってきてよかったです。

また、同僚に聞いたのですがトイレはトイレットペーパー7枚がスムーズに流れることが望ましいらしく

うちはこれもクリアしていませんでした。

 

 

新築なのになぜリノベーション?

 

HDBの新築ユニットは例外もあると思いますが、キッチンの設備、エアコン、温水器などはついておらず

上記の検査が終わったら各オーナーがこれらを設置します。

バスルームも使用可能ですが、多くの方が自分の好みのデザインにするため

タイルを今あるタイルの上から貼りなおしたり、

便器やシンクをすべて別のものに変えたり、壁を塗りなおしたり等大体2-3か月かけて内装をします。

 

4、水道、電気の使用開始の手続きをする

うちの場合HDB Hub にあるSP(Singapore Power)で契約に行きましたが、

担当者から電気、水道が必要になってから契約したほうがいいですよ言われて契約しませんでした。

ただ、同僚で現在リノベーションをしている子に聞いたところ、水回りやコンセントが使えるかどうかの

チェックはとても大事だからすぐに契約したほうがいいと聞いて、慌てて主人が契約へ行きました。

 

チェック中

チェック中

 

手続きは簡単で、使用開始には立会とかは必要なく郵便受けに水道及び電気の開始手続きの手順が書いた紙が入ってるから

それを見ながら自分たちでやってくださいとのことでした。

 

この紙を見ながら手順にしたがってあっという間に電気と水道が使用できるようになりました

この紙を見ながら手順にしたがってあっという間に電気と水道が使用できるようになりました

 

なお、簡単に電気,水道は使用開始となりましたが、検査の予約が1か月以上も先だったら

慌てて契約する必要もなかったかなとも思いますが、

やはり毎週風を入れに行ったりリノベーションの計画もしなければならないので良かったと思います。

 

本日はここまでとなりますが、来月はまた新しいご報告をしたいと思います。

 

最後になりますが、今年も残すところ後わずかになりましたが、本年も大変お世話になりましたこと、

心より御礼申し上げます。

皆様のお役に立てるよう記事を書いていきたいと思っておりますので

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

皆様良いお年をお迎えください!

 

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