こんにちは! Good Job Magazineの大野です。
日々、多くの求職者と面談し、また企業との面接設定を行っていく中、本日は皆さまへ普段お伝え出来ないキャリアコンサルタントの悲痛な心の叫びを失敗談と共に共有しようと思います。
『そんな事、当たり前じゃね?!』、『当然でしょ』と思う方も多いかもしれませんが、意外に些細な気の緩みが命取りとなり面接不合格という悲しい結果を過去に何度か見てきました。
そんな我々コンサルタント視点の悲痛な心の叫びを、この場を借りて本日の記事で叫んでしまおうと思いますのでぜひお付き合い下さい。
下記記事を読んでいただき、面接に自信が無い方等いらっしゃいましたらぜひ当社コンサルタントをお尋ね下さい。
http://www.goodjobcreations.com.sg/about/consultant/
履歴書送付時の失敗編
履歴書は就活過程の第一歩となる自己アピールをする非常に重要なツールとなります。
一方でこの自己アピールを中にははき違えている方がいらっしゃるため、念のため共有させて頂きます。
履歴書の写真はビューティーコンテスト、またはクールコンテストではありません
まずはじめに履歴書の画像は『可愛いらしさ』『セクシーさ』『イケメン度合い』を見る写真では無いという事をお伝えします。
一方でもちろん、『美』や『ルックス』が大きく関わってくるアパレルや美容関連業界・職種での就職活動では必要となり、このテーマ記事とは異なりますので予めご了承下さい。
しかしそれらの特殊業界以外では『清楚さ・誠実さ』等を見るため、決して可愛さ・クールさをアピールした写し方は不要となります。
日本では新卒の就職活動時に履歴書用の写真が撮れる機械や専門の場所が街中にあります。当初就活をしていた時にアドバイスをくれるキャリアセンター、就活アドバイザーの方々がお伝えしている様に履歴書の写真はその人を印象付ける最初の重要なツールとなります。
日本人は比較的少ないですが、自撮りで撮影し角度を明らかに意識した写真が履歴書と共に添付されていることがあります。
心の叫び①
『あなたが可愛い、格好良く写る角度はよく理解致しました・・・』
コンサルタントとしても非常に申し上げにくいですが、やはりアドバイザーとして決して見逃すことは出来ません。求職者の顔がはっきり分かる清楚な服装に真正面からの写真を再度依頼します。
生年月日や学校を卒業した年、履歴書には正確な数字を
履歴書はそもそも正確でなければ偽りの履歴書となってしまいます。
雇用元は必ず正確な情報を基に採用する、しないを判断しています。
『あ、もう34歳になったんだ』
『1社書き忘れちゃいました、入れといて貰えますか?』
『んー卒業した年はおそらくこれくらいだったかと思います!』
心の叫び②
せめて卒業した年くらいは正確に記憶してもらいたいものです。。。
もちろんケアレスミスは誰しもにあり、更新できていない箇所がある方もいらっしゃると思います。そこは我々が面談時に確認させていただくのですが、【忘れた】ものに対しては求職者しか知りえない情報となり得るため、必ず履歴書作成には時間を掛けましょう。
Skypeや電話面接時の失敗編
対面でなくSkype・電話での面接でも面接は面接であり、約30分~1時間の1本勝負となります。
その1本勝負の中で自身をどれだけアピール出来るか、また志望動機を分かりやすく伝え、双方のミスマッチが無いよう企業からの会社説明や仕事内容を明確に理解することが問われる時間となります。
- 『スカイプのアカウントを持っていません・・・』
- 『電車内だったため地下に入ってしまい、電波が悪く途中で切れてしまいました・・・』
- 『今道路沿いを歩いているため、車の騒音がうるさくて聞き取りにくかったです』
心の叫び③
・・・。そんな事は知りませんが・・・(ため息)
と思わず言ってしまいたい気持ちを抑え、やや求職者へ説教をしてしまう日もあり私自身、反省することはあります。
が、やはり改めて考えてもらいたい点は採用担当者も日々忙しい時間を割いて面接設定をしてくださっているという事です。
スカイプのアカウントを持っていなければ、これを機に1つアカウントを作成し本番を迎える前に友人やキャリアコンサルタントと必ずテストをしてから挑みましょう。海外での就職活動を本気で考えているのであればスカイプアカウントは持っておきましょう。
電波の悪い環境や騒音の酷い場所での面接はそもそも控えましょう。面接にふさわしい環境を必ず確保できる日時に面接を設定しましょう。
もちろん、静かな場所でも海外とのスカイプはそもそもアクセスがあまり良くない事は十分承知です。その時はそのまま流すのではなく、必ず電波が良くない事を採用担当者へその場でお伝えするべきです。
スカイプ面接であってもフォーマルな服装でのご準備を
以前、スカイプ面接を終えた採用担当者からこの様な感想を頂きました。
『候補者の方の服装が部屋着のような服装で第一印象がちょっと・・・』
心の叫び④
部屋着・・・そりゃそうですよね・・・
の代わりに、『大変失礼致しました。この様な事が二度と起きないよう、当社から事前に必ず注意しておきます。』
仮にスカイプであったとしても面接は面接です。スカイプ面接の場合は画面をONにし、お互いの顔が見えるよう採用担当者から依頼されるケースが多いです。
面接である以上は必ずフォーマルな服装でご準備下さい。
スカイプ面接であっても生活臭は出さないで下さい
上記の内容に似ていますが、スカイプ面接であってもれっきとした面接となります。
画面をONにし、背景は白や無地の壁の前でご準備下さい。
過去に求職者の部屋の背後のベッドに大量の選択物が散らばっている光景をスカイプを通じて目にした採用担当者はその点がネックとなり不採用と判断されました。
新卒で就職活動をしていた頃をぜひ思い出して下さい。
面接時、受付で片づけられていない鞄の中からくしゃくしゃの受付票をあなたは出していましたでしょうか?
面接内で生活臭を出す必要は一切ありませんのでスカイプ面接とは言え、油断は禁物です。
まとめ
皆様、今回は私の心の叫びを最後まで聞いて頂き有難うございました。今回の記事の様な事が実際に日々起きている中、それでも人材業界で求職者のキャリアサポートが出来るこの仕事にやりがいと楽しさを毎日感じています。
この様な失敗談から自身も学ぶ事が多く、やはり就職活動への準備や心構えは万全にしておくべきだと感じさせられます。
また失敗談からの気付きや注意点がありましたら、次回の記事で共有させて頂きます。
シンガポールでの就職にご興味ある方はまず当社へお問い合わせ下さい。
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