こんにちは。
Good Job Magazineの大野です。
シンガポールの人材紹介会社、Good Job Creationsのコンサルタントとして、日々多くの候補者とお会いしています。初めての海外転職、もしくは転職自体が初めてという方にお会いする機会も多く、そのような方々の思い悩んだり、葛藤する姿をよくお見受けします。
私も海外転職を果たし、現在シンガポールで働いていますが、当時は同じような気持ちを抱きました。そして、不安を感じている間は転職活動がスムーズに行かないものです。
今回は転職活動中にこのような不安や行き詰まりを感じたとき、どのように解消すれば良いのかについて、私自身の体験もふまえてお話したいと思います。

誰もが感じる転職への不安
なぜ転職しようと思ったのか、動機を振り返りましょう
不安な気持ちになった時、私が常に自分に問いかけていたのが【なぜ転職活動をしようと思ったのか?】ということです。
皆さんも現職を手放してまで転職をしようと思った動機を、一度振り返ってみてください。
- 現職は刺激が少なく、学ぶことがないように感じる
- 結果を出しても昇給や昇格につながらない
- 将来のために、更なるスキルアップを目指したい
理由はそれぞれだと思いますが、転職の動機は転職活動を前向きに進める重要な要素です。今後の転職活動をスムーズに進めるために一度しっかり認識しておく必要があります。
海外転職、何に不安を感じますか?
あなたが今何に対して不安を感じ、葛藤しているのかを洗い出してみましょう。
たとえば、私が転職活動時に不安に感じていたことは下記のような点でした。
- 未経験の業界への挑戦
- 働き慣れた環境の安定した地位を失う不安
- 語学留学とは異なる海外での仕事で成果・結果を出せるか
- 帰国後のキャリア
当時は挑戦したい気持ちがある反面、考えれば考えるほど不安がわいてきました。
ですが、このように不安を書き出し、漠然としていたその正体をあぶりだすことが大事です。そうすれば不安に対して自身がどう向き合い、対処すべきかが見えてきます。