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新卒で海外就職という選択肢 ~シンガポール編~


新卒で海外就職という選択肢 ~シンガポール編~

 

みなさんこんにちは。グッドジョブマガジンの濱口です!

今回は、新卒からシンガポールで仕事をしている25歳の男性、Tさんに話を伺いました。
彼がなぜ新卒で海外就職を目指したのか、今の生活をどのように感じているのか、そして同世代と比較しての強み・弱みなどを語ってくれました。

<今回お話を伺った方>
Tさん 24歳 男性 日系オフィス機器メーカーにて新規事業を担当

Businessman

 

今の仕事について

Tさん:
現在は新規事業を担当する部署にいて、日々新しい事業について検討しています。
人工知能、IoT、ビッグデータなど最近注目されているテクノロジーなどに着目し、ビジネスに出来ないかをメンバー一同模索中です。
そのため業務は多岐に渡りますが、市場調査をしたり、テストマーケティングをしたり、事業計画を作成したり、製品のプロトタイプを作ったりと、幅広くやらせてもらっています。
私は日本人ということもあって、上記業務に加えて日本本社とのコミュニケーションなども一部担当しています。

現在メンバーは9人いて、国籍も様々、日本人は自分を入れて2人しかいないのでとても刺激的な環境です。

 

なぜ海外で働きたいと思ったか

Tさん:
高校生の時にアメリカに1年間留学をしてから、海外を意識し始めました。
海外に身をおくことでで、一気に視野が広がった感じがして、とてもワクワクしたことを覚えています。
そのため、大学も海外との距離が近い、国際的なことを学べる環境を選びました。

そして、「大学を卒業したら海外で働く」ことを目標に、日々学業やインターンシップなどに打ち込んでいました。

濱口:
なるほど。とういことは、かなり前から海外での仕事を意識されていたんですね。
では海外で働くことを視野に就職活動を入れてされていたんですか?

Tさん:
はい、海外で働くことを目標に就職活動していました。
とはいえ、やはりそういう企業はあまりなく、いきなり現地の企業に入社する度胸もなかったので、入社して数年すれば海外に行けるような会社を探していました。

濱口:
そうなんですね。でも、いきなり海外に行けたということですか?

Tさん:
いえ、違うんです。実は、当初は別の企業に入社する予定でした。
内定を頂いていたのは大手の自動車メーカーで、国内よりも海外の方が売上比率が大きい。だから、すぐに海外に行けるだろうと思っていました。
内定式に出席し、同期入社であるメンバーとも親交を深め、「がんばるぞ」と思っていた矢先に、衝撃の事実が分かったんです。

濱口:
衝撃の事実!?とは??

T:さん
それが、「入社して10年ぐらいは国内を担当してもらう」と人事の方に言われたんです。
2~3年、長くても5年以内には海外で働けると思っていたので、絶望を感じました。
10年経てばさすがに環境も変わってしまうし、英語力も劣ってしまうと思ったので、かなり悩みました。

濱口:
それはかなり衝撃ですね。
その後どうされたんですか?

Tさん:
現実を受け止めつつも、やっぱり「海外で働く」ということが諦められませんでした。
そういった話を身近な知人にしていると、たまたま今の会社の方と巡り合うことがあって。
「うちに来たら、新卒からすぐに海外で働ける」と言われました。
その後、ちゃんと面接をしてもらって、晴れて内定をいただくことができました。

濱口:
運も実力のうち、と言いますか、やはり何かを持っていますね。
シンガポールに来ることは、どの段階で決まったのですか?

Tさん:
実は、内定と同時に決まっていました。(笑)
シンガポールに新規事業の拠点があることを聞いていて、そこに配属されることになったんです。
僕としては特に国のこだわりはなかったので、シンガポールがどんな国かを調べる前に、シンガポール行きが決まりました。
Night veiw

 

同世代と比較して、強み、弱みは何だと思うか

Tさん:
語学力(英語)はもちろんですが、やはり多様性、多様な価値観への理解といったところでしょうか。
シンガポールはご存知の通り、様々な国の方、宗教の方がいるので、日本人の考え方だけではビジネスが成り立ちません。
特に新規事業であればなおさらそうなので、いかにそういった方々のニーズを掴めるかが重要になります。日々、そのようなことを考え、理解し、行動しているので、同世代と比較して強みだと思います。
また、海外で新規事業に携わっている同世代には出会う機会が少ないので、海外 × 新規事業という経験は他の誰にもない、希少価値の高い強みだと思っています。

濱口:
素晴らしいですね。では、逆に弱みだと思っている部分はありますか?

Tさん:
日本市場での経験がないことや、一般的な営業や現場の経験がないことは弱みだと思っています。
あとは、古き良き日本の文化というか、日本らしい仕事の文化から離れてしまっているのも弱みかもしれません。

 

今後のキャリアプランについて

Tさん:
今後も海外と接点を持って仕事をしていきたいと思っています。
特に国にこだわりはありませんが、日本と海外の架け橋になるような仕事をし続けたいですね。

World map

 

まとめ

Tさん、本日はありがとうございました!
インタビュー中はとてもイキイキと話されており、充実した生活を送っているのだろうと感じました!

Tさんのように、海外で働きたい方。
シンガポール就職へのハードルは意外と低いです!

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