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一年で一番盛り上がる社内イベント、シンガポール版忘年会「D&D」とは?


こんにちは!
Good Job Magazineの高田です。

今年も残すところあとわずかとなりました。日本の12月は忘年会シーズンですが、シンガポールにも忘年会に相当するイベントがあります。

今回は一年で一番盛り上がる社内イベント、シンガポール版忘年会「D&D」についてご紹介いたします!

一年で一番盛り上がる社内イベント、シンガポール版忘年会「D&D」とは

一年で一番盛り上がる社内イベント、シンガポール版忘年会「D&D」とは

D&Dって何?

D&Dは「Dinner & Dance」の略です。

一昔前はダンスがメインだったそうですが、現在ダンスはなくなり、ゲームやラッキードローなどに代わられ、企業によって何をやるか趣向を凝らしています。

また、12月中旬以降はホリデーシーズンで休暇に入る社員が増えるため、D&Dは12月初旬に開催されることが多いようです。

シンガポールのD&Dと日本の忘年会との違い

飲食中心の日本の忘年会に比べ、シンガポールのD&Dはパーティーのようなイメージです。

たとえば、会社が当日のドレスコードのテーマを決め、参加者はそのテーマに沿った衣装を用意します。

当社の今年のテーマは”レッドカーペット ~ハリウッドスター”でした。以前は”古代ローマ”なんてテーマもありました。毎年、幹事の方が楽しくて仮装しやすいテーマを設定してくれます。

今年のテーマは「レッドカーペット」

今年のテーマは「レッドカーペット」

そんな衣装も楽しむパーティーなので、この時期にショッピングモールではディナードレスを真剣に選んでいる人をよく見かけます。選ぶ衣装ですが、日本人はやや保守的で、シンガポール人の同僚たちの方がテーマに沿った楽しい姿を見せてくれます。

また、会社にもよりますが、会場はホテルのボールルームや広めのレストランを貸し切りで使ったりします。食事はブッフェやローカルフードが多く、個人的にこの点については日本の忘年会のお料理が恋しいです。

知人が勤めるシンガポールの会社では、業績のよい年に社員全員400人強(!)で海外に1泊D&D旅行に行ったそうです。ローカル企業の方がD&Dに対して力を入れているのかもしれませんね。

開催場所や、開催自体が業績による会社もあり、このD&Dで会社の経営状況が垣間見えることもあります。

D&Dが近づくとシンガポールのオフィスでは……

D&Dが近づくと、オフィスではD&D何を着ていくかの話でもちきりになります。普段あまり話す機会がないシンガポール人の同僚とも、どこにナニナニが売っていたよ、などと、準備の話で盛り上がります。

また、この時期にレンタルコスチュームのお店に行くとD&Dのコスチュームを探している人たちを多く見かけます。借りようと思ったコスチュームは既に貸し出し中だったりと、シンガポールの人たちのD&Dへの熱を感じます。

社内の親睦が深まる、D&Dの魅力

D&Dの良さは、飲んで食べて、同僚と楽しい時間を過ごせることです。同じグループ会社ながら普段、あまり会う機会がない同僚と話したり、一緒にゲームをしたりして親睦を深めることができます。

盛り上がってくるとステージの上で踊り出す人たちが増えます。また、ラッキードローやベストコスチューム賞は参加型なので、誰もが退屈することなく楽しめます。私は今年、ウン十年ぶりにゲームで一気飲みをさせていただきました(笑)。

大いに盛り上がった後の集合写真

大いに盛り上がった後の集合写真

このようなパーティーの場で面白いことをしてくれる同僚や、率先して踊りだして場を盛り上げてくれるマネージメントの姿など、普段のオフィスのそれとはまったく別の顔を見せ合うのがD&Dの良さです。

ちなみに今回は、気合のあまり髪のセットアップに時間がかかりすぎて、30分開始が遅れるというハプニングもありました。そんなところもシンガポールらしさなのかもしれません……。

来年もこんな楽しいD&Dができるよう、私も頑張って働きたいと思います!

今年もお世話になりました

今年もお世話になりました

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