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シンガポール生活で負のスパイラルに陥ったら


シンガポールは法人税が安く、さらに他の近隣アジア諸国と比べ非常に都市化が進んでいるため、多くの企業が拠点をシンガポールにおいています。シンガポールは、求職者にとって転職の選択肢が多いと言える国です。

現在シンガポールには、約37,000人の日本人が生活しています(※)。過去5年を見ると、外国人の就労ビザの厳格化が進んでいるにも関わらず、日本人の人口は増え続けています。それだけ、シンガポールの就職は日本人にとって人気なのかもしれません。

ただ、そんなシンガポールで働くということに強い意志を持ってやって来たものの、想像していた生活と現実との違いに気持ちが後ろ向きになって、自分と他人を比べるようになったり、転職を繰り返してしまったりするケースが少なくありません。

今日はそんなシンガポール就職のリアルな部分も少しお伝えしたいと思います。

想像とは違うシンガポール生活

シンガポール就職のリアルな部分とは

シンガポール就職のリアルな部分とは

現地採用としてシンガポールで働き、家賃を払い、生活をしていくことは、旅行者や駐在で来られる方とはまったく違う覚悟が必要となります。

例えば、シンガポールはたくさんの日本食レストランがあり、お金さえあれば日本と同じ物を食べて暮らせます。ただ、ラーメン一杯に毎日20ドルを払えるかというと、決して安い金額とは言えません。その人の価値観や経済状況にゆだねられると思います。

また、シンガポールは家賃が高いため、多くの単身者はHDB(公団住宅)やコンドミニアム(高級マンション)の部屋の一室を間借りして生活しています。寝室は個室でも、リビングやキッチンはシェアになります。それでも家賃は日本でワンルームのアパートと同じくらいします。

日々の生活でも、日本では考えられないようなこと……例えば支払いの時にお金を投げてよこされたり、明らかに相手のミスなのにこちらが責められるなんてこともあります。

食べ物や、知らない人とルームシェアしての生活など、日本と異なるシンガポールの生活がストレスになることもあるでしょう。気持ちがネガティブになり、一度負のスパイラルに陥ると、シンガポールの滞在や仕事を楽しもうという気持ちが薄れてきます。

日本での生活の方が良かった、あの人はもっと良い条件の仕事をしている、駐在員の待遇がうらやましい……など。つい、人と比べてしまうようになりがちです。

ジョブホッパーになってしまう

若い方は仕事の選択肢が多いということもあり、転職を繰り返すケースが多いように見受けられます。

今の職場よりも他の職場のほうが良く見えたら、すぐに転職してまた同じ壁にぶつかる。そしてまた転職を考え始める。

シンガポール人は、キャリアアップのために転職をすることが珍しくありませんが、うまくいっているのはキャリアの軸が定まっている人の話であり、そうでない人は悪い意味でジョブホッパーになってしまいやすい傾向があります。

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