人材紹介会社を利用する際に知っておくべき2つのこと
ここまで人材紹介会社を利用すべきメリットを話してきましたが、エージェントを利用する際には、知っておくべき注意事項もあります。
(1) 応募できるのはその会社が持つ求人のみ
シンガポールの日系企業の多くは、人材紹介会社を利用して募集をかけています。
しかし中には人材紹介会社を使わず、自社サイトや求人媒体を使って募集している企業もあります。外資系やローカル企業に至っては、自社募集のみという会社が多いです。
あなたが希望する会社が人材紹介会社を利用していない場合は、いくら待ってもその求人を紹介してもらえることはありません。
また同じ日系のエージェントでも、A社とB社では持っている求人が異なります。日本では有名なエージェントも、シンガポールでは認知度が低く、求人数が少ないことがあります。
求人の数や特徴を把握してどこを利用するか決めると良いでしょう。
(2) キャリアコンサルタントとの相性が大切
私が知るキャリアコンサルタントは、心の底から求職者のキャリア形成に役立ちたい! と思っている人ばかりです。
しかし、中にはとてもプロとは呼べないキャリアコンサルタントがいることも事実です。
人材紹介サービスは基本的に成功報酬型なので、内定が承諾された時点で売上が上がります。つまりは、あなたが内定を得ること=彼らの売上ということです。
求職者にとって最高のキャリアを形成することが本来の役目なのに、売上欲しさに「この会社で手を打ちましょう」と、無理やり希望しない案件を勧めてくるコンサルタントもいます。
そんな時は、思い切って他のエージェントに切り替えましょう。
キャリアコンサルタントとの相性はとても大切。あなたのやる気が高ければ高いほど、相手も真剣に相談に乗ってくれるはずです。
誰よりもあなたのことを想ってくれるコンサルタントに出会えるように、あなた自身も本気で転職活動に臨みましょう。
まとめ
今回は、人材紹介会社のメリットと注意点をご紹介しましたが、結論としてはエージェントは利用した方がメリットが大きいと思います。
ちなみに私自身もエージェントを利用して、納得感のあるシンガポール就職を果たすことができました。
海外就職は一生に一度あるかないかの大きな決断です。情報は多ければ多いほど有利です。ぴったりの求人を見つけるため、人材紹介会社をうまく活用してみてはいかがでしょうか。