出向者が語る! 日本とシンガポールの働き方の違いとは? – Good Job Magazine

出向者が語る! 日本とシンガポールの働き方の違いとは?


これからシンガポール就職を目指す皆さんにとって、日本とシンガポールの働き方の違いは興味のあるトピックではと思います。

日本とシンガポールの働く環境はどのように違うのでしょうか? また、シンガポールはどのような点が日本より魅力的でしょうか。

今回は大手食品飲料メーカーの出向者Iさんに、日本とシンガポールの働き方の違いについてお話をうかがいました。

Iさんご経歴

  • 2008年 大手食品飲料メーカー入社
  • 2012年 マレーシア出向
  • 2014年 シンガポール出向

シンガポールはここが違う! 「スピード感」

シンガポールは、社内の根回しがしやすく、方針や判断における決定スピードが早いです。

企業規模や海外進出度合によって違うと思いますが、シンガポールで働いていると日本に比べてスピード感がある働き方ができます。周りの環境が、迅速な意思決定を求めるため、海外で働く人にはある程度の裁量を与えるからです。

裁量が与えられるということは、意思決定者までのプロセスが短くなるということであり、場合によっては自身が意思決定者となることもあると思います。実際、海外に支店/統括本部を置く日系企業では、事業は本社直轄の部隊であるか、意思決定権が現地に移譲されている場合が多くあります。

もちろん、企業の海外展開の状況によって海外事業の位置付けが異なっているため、すべての企業に当てはまるとは思いません。しかし、多くの場合、日本で働いている時に比べると、最終意思決定者までたどり着くプロセスが短くなっています。

その結果、日本に比べると自分自身が責任を持って意思決定をすることが多くなり、スピード感を持って仕事を進めることができます。これは、やりがいの点でも、スキルアップの点でも、シンガポールで働くことのメリットの一つです。

また、海外で働く日本人は、日本で働く日本人に比べて数が少ないため、日本で働いていると関わることが少ない「会社の偉い方」と仕事をする機会が増えます。社内外の経営層の本音を聞く機会が増え、企業の意思決定に近い業務に携わることができるのも醍醐味の一つです。

シンガポールはここが違う!「明確な仕事の役割」

シンガポールでは日本に比べて、仕事の役割が明確に分けられています。それは、社風や文化から来るものかもしれませんが、日本ではジェネラリスト、海外ではスペシャリストが多く誕生する傾向があるように感じます。

日本は海外に比べて転職する文化が根付いておらず、終身雇用が当たり前のように考えられてきました。その結果、一つの会社でさまざまな業務に携わることが多くなり、なんでもこなせるジェネラリストが多く誕生します。

一方で海外では、転職はステップアップの手段の一つとして転職が頻繁に行われます。その結果一つの業務をさまざまな会社でこなすことができるスペシャリストが多く生まれています。

このような背景があり、海外では個人に求められる役割やミッションが明確になる傾向があります。そして、それぞれの人に、役割に対しての責任が生まれます。

日本では、「これは自分の仕事じゃないのに、、、」と、頭の中で思いながらも、仕事をこなす人が多い印象があります。それに比べ海外の基本的なスタンスは、「これは自分の仕事じゃないからやらない」と考える人の方が多いかもしれません。それは、海外は冷たい人が多いからではなく、自身には与えられた明確な役割を遂行することを第一に考えているからです。

どちらがいいとは言えませんが、一つの分野に集中するという点において、海外の方が個人のスキルを上げる機会は多いと感じます。

シンガポールはここが違う! 「スピード感」と「明確な仕事の役割」

シンガポールはここが違う! 「スピード感」と「明確な仕事の役割」

ABOUTこのサイトについて

Good Job Magazineは、 シンガポールで就職・転職を考えている人を応援するWebメディアです。 シンガポールでの就職のコツ、ワークスタイルなどさまざまなコンテンツをお届けします。